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2010年 09月 14日
長年にわたり大学で教鞭をとり、学生達を指導するなかで、いつも次のようなことを云い続けてきました。
「最澄大師のことばに、「一隅を照らす、此れ即ち国宝なり」があります。これまで、君たちを育ててこられたご両親は、大企業に入って出世することや、有名人になったり、大金持ちになることよりも、大学を卒業して、どんな仕事であれ毎日元気に働いて、何よりも健康に毎日を過ごしてくれることを心から願っているのです。もちろん、故郷に錦を飾るような大活躍をすることは立派なことにちがいありませんが、何よりも、家族のため、そして周りの人々のために、あまり目立つことはなくとも、こつこつと堅実に役割を担ってがんばってくれる人、その人が居ないと周りが寂しく感じたり、その組織がうまく機能しなくなるような人、そういう一隅(ひとすみ)を照らす人になってほしい、そういう人こそ社会の宝、国家の宝なのです。」、卒業する学生達には、照千一隅という言葉をはなむけの言葉として贈りました。 市長になり、市政を預かるようになってからも、照千一隅という言葉は、私の政策の理念や哲学の精神的な支柱にして、姫路のまちづくりに取組んできました。 すべての市民が明るい未来を信じ、希望をもって暮らしていけるまちを築くため、平成18年には周辺4町と合併することで、今後の姫路の長期にわたる持続的な発展に備えました。 地産池消、地廃地活の自立した地域環境づくり、商業・工業・農業の調和の取れた内発的な地域経済づくりも着実に成果をあげつつあります。 これからのまちづくりは、ないものねだりや、他都市の成功事例の模倣ではなく、まちのあらゆる潜在的な資源(人的・物的・歴史文化等の無形のもの)をいかに開拓し、活かしていくかにかかっていると考えています。 高齢社会、人口減少社会が進展していくなかで、これ等の資源をうまく組み合わせることにより、大きな成果を生み出すための仕組みづくりが重要になってきます。 市民一人ひとりに、それぞれの役割を担って頂き、まちづくりの主役になってもらいたいと願っています。 市民一人ひとりにまつわる豊かな物語りの生まれるまちを目ざしています。
by himeji-mayor
| 2010-09-14 12:02
| 姫路のまちづくり
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