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2009年 03月 09日
日本総研理事長の寺島さんが、「これからの日本社会の運営方法のひとつの例として、租庸調を復活してはどうか」と述べておられます。
これは、示唆に富んだ意見だとおおいに共鳴しています。我国は、いよいよ未曾有(ちょっと読みにくい)の少子高齢社会に入っていきます。 人々の今の営み(生活、ビジネス等々)が円滑に進められるように基盤の整備から各種の補助・支援、そして福祉、教育、環境等々に莫大な費用を要することになります。それに対して、税金を負担する市民の数は減少していきますので、1人あたりの税負担が重くのしかかってきます。それ等時代背景の中で次のような負担のしくみを、ゆっくり時間をかけて新しく構築してはどうかと考えています。 租・・・現金でおさめる税金。現在でも、かなり重い負担ですが目下の趨勢を見ると、従来どおりの行政サービス、基盤整備のレベルを維持するためには、さらに重い負担になることが心配されます。さらに、既に建設された施設や物的環境、装置等の物的な施設(まとめて施設と呼ぶことにします)の維持管理にかかる費用も莫大なものになります。 庸・・・そこで、施設の維持管理や安全、福祉、環境等への労働提供等、我々の社会をいい状態に保つためのマンパワーのかなりの部分を、人々のボランティア活動に担ってもらうしくみを考える。無償ボランティアではなく、現金での税金の代わりに労働力での税金の支払い(現物払いのようなもの)のしくみを構築する。これは、長寿社会で獲得した自由時間の活用と生きがいの充実にも効果が期待されます。 調・・・色々な物品の提供。今、我国の家庭には、色々な物があふれていて収納に困難をきたしている家庭が多い。一方我国は、発展途上国に大きな経済支援を送り続けている。 市民から現金の代わりに物品を「調」というかたちで現物支払いして頂いて、それを、行政サービスの色々な分野・場面で活用すると共に、国際協力にも現物支援というかたちの新しい支援形態を作り推進する。 但し、粗大ゴミや使い古した家電廃棄等に便乗されないよう、「調」は、しかるべき場所まで物品をもって来て頂く。そこに鑑定員が居て、値段を鑑定する。なかには、ひきとり拒否やひきとり料金を支払ってもらうケースも発生するかもしれない。 まだ、大変粗っぽい段階の考え方ですが、なんとかうまい構想で、進めていってはどうかと考えています。
by himeji-mayor
| 2009-03-09 14:07
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