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2009年 06月 26日
最近、「ポピュリズムに背を向けて 吉田茂」(北康利 著)を読みました。
時々の重要な局面での決定において、吉田首相が、彼の信念に基づいてポピュリズムに流されることなく、毅然と戦後復興を推進されたことがよくわかります。この本のあとがきは非常に示唆に富んでいると思いますので、その一部を転載させていただきます。 ~略~ 数にまかせて力をふるおうとする世論は、かつての反民主主義勢力よりもはるかに暴力的でかつ強欲である。「自分たちが主役の政治」を欲しながら、同時にまた強力なリーダーシップを持った政治家を求めている。こうした贅沢で矛盾した要求を恥ずかしげもなく堂々とできるのが世論なのだ。 国民の政治を見る目は極端に幼稚になり、「嫉妬」という人間の最も卑しい感情が社会を支配しつつある。 議員の財産開示などという愚にもつかぬことが行われているが、国民はここからいったい何を読み取ろうとしているのか。浮いた話などなく、老朽化した官舎に住んで国会に電車で通う政治家が本当にこの国を幸せにしてくれるのか。重箱の隅をつついて政治家批判をする前に、国民は政策判断できる能力を身につけるべきだろう。かつて、福澤諭吉が語った、<この人民にしてこの国家あり>(この程度の国民だからこの程度の国なのだ)という言葉を、われわれは、もう一度噛み締めてみる必要がある。 ~略~
by himeji-mayor
| 2009-06-26 09:50
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