平成16年から、市内の各中学校区で、「地域夢プラン」と名づけて、住民みんなで地域の歴史、伝統、文化、自然、など、さまざまな潜在的な資源を掘り起こし、記録し、地域の未来の姿を構想し、活用する事業に取り組んでいただいております。
地域の将来の夢について、みんなで語りあうという過程自体がとても重要な意味があると思います。
自分達の先輩、ご先祖の残した物的資源や歴史、文化等、そして自分達のルーツを物語るような、あるいは自分達の地域の誇りを感じさせてくれる資源が色々と発見され、研究・整理されています。
有形無形の資産をみんなで再発見することは、自分自身のアイデンティティを確かめることになります。
地域夢プランのざまざまな事業は、遠い未来を見据えた息の長い取り組みです。
これが各地域の重要な資産として、まちづくりへの確かな道しるべとなり、また1人1人の子供たちへの贈り物になってほしいと思っています。