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2019年 03月 08日
久し振りにブログを再開します。よろしく。
よく言われることですが、世の中には、例えば1000円を持って、①「あーあ、たった1000円しかない。」と考える人と、②「おっ、1000円もあるぞ。」と考える人が居ます。 ①は、自分が得た物、持っている物より、持っていない物、不足する物に関心が集中するグループです。我々の欲望に際限がない現状では、不足に関心が集中する心は完全に満たされることはないでしょう。 その結果、常に心に不足感を持ち、不満を感じるグループで、日本人の多くはこのグループに属します。このグループの人々は、我国の技術開発や経済発展の中心になった人々であり、資源が不充分な我国にとって非常に重要な人々です。 先日の本市の議会でも、①を代表する典型的な質問がなされました。本市の弱み、本市市政の行き届いていないところを鋭く追及されました。本市が住み良い元気なまちへ成長するために重要な指摘が多く、おおいに参考とさせて頂きます。 ただ一方で、本市の進めてきた市政を、色々な側面から「こんなに良くなった」、「誇りを持てるようになった」等々高い評価を伝えて頂き、応援してくださる市民も数多くおられます。②のタイプの人々だと思います。大変元気を与えて頂いています。 私は1981年から2年間、タイにある「AIT(アジア工科大学院大学)・・・アジアの発展のために、アメリカを中心に先進17カ国で設置し、運営している大学」で教鞭をとりましたが、途上国からの学生の多くが、ほんのわずかのことに喜びを見出し、明るく感謝の心を継続して、優雅な人達が多かったという印象を持っています。(最近は、先進国から近代的な産物が流入し、色々と人々の欲を刺激して、途上国の人々の優雅さはだいぶ損なわれてきたと観察しています。) 我国の今日の発展が、①のタイプの人々によって担われてきたことは否定できません。それが改良、工夫、発展等々の大きな原動力になっているわけです。しかし、「幸せ」という視点からは、我々は一度たちどまってじっくり考えてみることも必要ではないでしょうか?(これについては、拙著「姫路ここがふるさと(平成22年12月1日)」に私の意見を述べています。) #
by himeji-mayor
| 2019-03-08 00:00
2018年 08月 31日
現在、学校教育において小中一貫教育が一般化し、小中9年間を見通した教育が進められることで、教育の充実が図られています。
私は、昭和23年4月に兵庫県余部村立余部小学校に入学し、昭和32年3月に中学校を卒業するまで全く同じ級友と共に9年間を学びました。小学校の運動会には、中学校の校長先生が来賓として出席されるなど、かなり小中一貫に近い教育を受けました。 小学校でも勉強もしたはずですが、勉強の思い出はほとんどなく、魚とり、土筆とりや蓬とり、花見、お祭り、遠足などの楽しい思い出が沢山残っており、同級生とは今でも3か月に1回くらい集まっています。 中学校でも受験勉強もあったはずですが、ほとんど記憶にありません。 先生方は交代で学校に宿直されました。宿直の先生から「今日は宿直だから行こう」とお誘いがあり、たびたび懐中電灯と網、やす鉄砲を持って、魚とり(夜振り(よぶりといいました))に行きました。充分な漁獲がありました。魚たちは、学校の花壇に作られた池に放しました。池が魚で一杯になっておりました。写生の授業で校外に出るとまた魚とりをしました。理科の先生は宿直の機会に色々な実験をしてくれました。車のエンジンのシリンダー部分について、バレーボールの空気入れと銀紙、ガソリンを使った実験等、大変面白い実験を色々経験しました。職業科の授業では肥料(カリ肥料、燐肥料、チッソ肥料等)の分類、菊作りや柿の木の剪定等、村の中で皆さんが実行しておられる作業を自分で実践して、村の皆さんに仲間入りしたような気になりました。 教科書のことは殆んど憶えていませんが、教室外の色々な体験は今も鮮明に憶えています。ふるさとはいいものです。 #
by himeji-mayor
| 2018-08-31 00:00
2018年 08月 07日
私は常々、夏は暑く、冬は寒いという中で、子どもたちに元気に過ごしてもらいたいという思いを持っております。現在、姫路市では、小中学校、義務教育学校、幼稚園において、原則として普通教室への空調設備の設置を行っておりません。
これから日本や世界で活躍していく子どもたちを育てるため、暑さ寒さにも対応できる心身の強さを育てていきたいと常々思っておりました。 しかし、災害と評される昨今の猛暑日が続く気候により、全国的にも熱中症による救急搬送が多発し、死亡者が出てしまう状況になっています。 そのような中、各地で小中学校等の普通教室への空調設備の設置の必要性が叫ばれています。 姫路市においても、子どもたちの勉強効率の低下や、健康状態の悪化が心配されますので、普通教室への空調設備の設置に向けて取り組みたいと思います。 #
by himeji-mayor
| 2018-08-07 12:00
2018年 07月 04日
池田輝政が姫路城を築いた後、その一族が鳥取藩、岡山藩を治めてきました。その縁に基づいて、姫路市(H)、岡山市(O)、鳥取市(T)の3市の間で、HOT連携を締結し、まちづくりに関する情報交換、市民・青少年の交流、経済、観光に関する連携・協力等々の友好交流を進めてまいりました。 #
by himeji-mayor
| 2018-07-04 00:00
2018年 06月 21日
播磨は歴史も古く、地域の至るところで歴史や文化、伝統、人々の生活等を伝える心温まる「ものがたり」に出会います。播磨の中核を担ってきた姫路市には、特に「ものがたり」が豊富に存在しています。
私は、市民が住みよさを実感し、訪問者に姫路の魅力を感じていただき、市民のふるさとへの誇りにつながる「ものがたり」を大切にし、まちなかに「ものがたりがあふれる姫路市」を推進していきたいと考えています。 「ものがたり」の例を挙げますと、姫路駅北口に整備したキャッスルガーデン(当初、地下庭園あるいはサンクンガーデンと仮称していましたが、キャッスルガーデンと命名しました)に「シスレーのバラ」を植えており、初夏には美しい花を咲かせています。「シスレーのバラ」は以前にもブログで紹介しましたが、日本遺産に登録された「銀の馬車道」を設計し、建設に従事したフランス人技術者シスレーが、生野に生育していたバラをふるさとのリヨンへ送り、彼の地ですばらしいバラに育て上げられ姫路市へ里帰りしたもので、姫路市とリヨンとの温かい絆を体現しています。その近くには「目薬の木」を植えています。黒田官兵衛の祖父がこの木から目薬を作り、廣峯神社のお札と合わせて販売することで大きな富を得て、御着の小寺氏に家臣として招聘されたといわれています。 また、庭を流れるせせらぎは、池田輝政が姫路城を建築した当時、ちょうど外堀があった位置に流れております。いわば、外堀の再現であり、池田輝政の築城の歴史を反映し「ここまでが姫路城であったのだ」ということでキャッスルガーデンと名付けました。庭の壁面には、ウマノスズクサを植えており、この葉に姫路市の市蝶「ジャコウアゲハ」が卵を産み、幼虫がこれを食べて成長し、やがて蝶となって飛翔していくことでしょう。 このように、小さな庭の中にも多くの「ものがたり」が存在しており、市民や訪問客の皆さまが、姫路市に語り継がれ、「ふるさと姫路」の心の絆となる「ものがたり」を体験し、それぞれの思い出を紡いでいただくことを期待しています。 #
by himeji-mayor
| 2018-06-21 00:00
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